欧州文化物語-ウィーン世紀末と世界の危機- ~シュテファン・ツバイク『昨日の世界』~
作家ツバイクの回顧録『昨日の世界』を講師とともに原語で読み進めながら当時を振り返り、あわせて“世界の今”を考えます。人類は二つの大戦から何を学んだのか、何故過ちを繰り返したのか。今の危険な時期に歴史を振り返ります。当時の人々は、軍事同盟は国を護る目的だから実際には開戦はしないと思い込んだ。また、開戦は国民を解放感で高揚させた。やがて戦闘が延引して停戦したくなってもできない。結局力が尽きてアメリカが入って来てドイツ、オーストリアの敗北になり一方的な条件を押し付けられた。その反省から連盟を作ったがアメリカは入らなかった。他方で連盟の有力国である米、英、仏、伊、日本は戦争を実行した。
【日程・内容】
①4/11= ツバイクの失望とヨーロッパの人々の暮らしと厭戦気分:グスタフ・マーラーの千人交響曲とレハールの「陽気な未亡人」、知られざる小説家・ヘルツマンノフスキ
②5/9=第一次世界大戦で人類は教訓を得たはずだったが…:ウィーンの演劇を紹介
③6/13=オーストリア・ファシズムと戦前の日本のファシズムの比較
※日程、カリキュラムは変更する場合があります
- 六甲道KCC
- 文学・歴史・教養
- 金
- 13:30~15:00
- 一日講習会・体験講座
講 師 |
![]() 田中 映男 |
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曜 日 | 金 |
時 間 | 13:30~15:00 |
開講月 | 毎月入会できます |
受講料 | 3ヵ月7,260円 |
教材費 | 資料代1回100円 |
受講会場 | 六甲道KCC |
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体験できます!
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曜日・時間2025年04月11日(金)13:30~15:00
- 参加費2,420円
- 教材費無料
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曜日・時間2025年04月11日(金)13:30~15:00