欧州文化物語 ~『昨日の世界』シュテファン・ツバイクとその時代~
世紀末から第一次大戦を経てウイーンは衰退するが、沈むハプスブルグ帝国の夕日の残照で音楽美術哲学文学物理学の才能が輝いてかえって「近代西欧文明の揺籃」となった。多くの思想と原理が誕生した。猶太系で上流家庭に育ったツバイクは「人間の普遍の理性」を信じて、リルケやロランと交際し国際交流に励んだ。欧州の平和な世界は「民族主義」と「国民国家の自己保存欲」のため破壊された。国連安保理に勤務し欧州に5回勤務した講師は、ツバイクの回顧録を読んで、混乱と対立の現代の参考にしたい。
■1月23日 ※1月のみ13:00~14:30
大戦の戦禍を見たツバイクは、戦後の価値観崩壊で基準が崩れた中でザルツブルグに隠遁して執筆に集中した。回顧録を講師が訳して説明する。併せウイーンの美術(コーリックなど)、文芸(アルテンベルクとカフカ)更に思想家(ヴィトゲンシュタイン)を紹介する。ザルツブルグでは世界的なフェスティバルが誕生した。
■2月13日
ツバイクは成功して多くのファンを得た。ツバイク自身の自己評価、ツバイクとファンの接点を点描。併せて1920年代後半から30年代のウイーンの作家(カネッティ、ムジール)彫刻家フリッツ・ボットルーバを面白い逸話と紹介する。
■3月13日
成功したツバイクは、自己の文学を評価されて「成功」の悩みを見出し、更に「無名性と心の自由」を喪ったと嘆く。ツバイクが創作した二つの大戦の戦間期欧州の芸術(美術とオペラ、文芸(レオ・ペルッツやヘルツマノフスキー・オルランド)を紹介する。
※日程、カリキュラムは変更する場合があります
- 六甲道KCC
- 文学・歴史・教養
- 金(第2)
- 13:30~15:00
- 一日講習会・体験講座
| 講 師 |
元駐オーストリア大使田中 映男 |
|---|---|
| 曜 日 | 金(第2) |
| 時 間 | 13:30~15:00 |
| 開講月 | 毎月入会できます |
| 受講料 | 3ヵ月7,260円 |
| 教材費 | 資料代1回100円 |
| 受講会場 | 六甲道KCC |
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体験できます!
- 曜日・時間金(第2) 13:30~15:00
- 参加費2,420円
- 教材費無料
- 内容資料代100円別途要
